Nihon Cyber Defence

鳥海晋氏が日本サイバーディフェンスのCOOに就任

日本サイバーディフェンス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:カータン・マクラクリン)は、本日、鳥海晋氏が最高執行責任者(COO)に就任したことを発表しました。NCDが急成長する中、鳥海氏はテクノロジーの知見、ビジネス戦略、先端技術に関する豊富な経験を活かし、会社のさらなる発展を支えていきます。

[COO就任について]

鳥海氏の就任は、NCDが完全日本製のサイバー防衛プラットフォームを本格的に運用・展開していく上で、経営体制をさらに強化するものです。技術への深い理解と戦略的リーダーシップの融合は、NCDが国内の重要インフラへの導入を加速し、ソブリン・レジリエンスの早期実現を目指すうえで極めて重要な役割を果たします。

「日本のサイバーレジリエンス強化が重要性を増す今、このタイミングでNCDに加わることができ、大変光栄に思います。NCDが掲げる「ソブリン・サイバー能力の構築」という使命は、テクノロジーの進化と実社会へのインパクトあるイノベーションを追求するという私自身の信念とも深く重なります。NCDのさらなる成長を支え、信頼されるソリューションを顧客やパートナーに届けていくため、チームと共に働くことを楽しみにしています。」

— 鳥海晋氏 最高執行責任者 (COO)

「鳥海氏は、トップクラスのコンサルティング経験に加え、深い技術的知見とブロックチェーン分野における起業家としての実績を兼ね備えた、経験と実行力の両面で際立つ存在です。この成長フェーズにおいて、まさに理想的なCOOだといえます。NCDが日本の主権的なサイバー・レジリエンスを確立していくうえで、彼の業務への高い集中力と戦略的な思考が、極めて重要な役割を果たすことになるでしょう。」

— カータン・マクラクリン 創設者 兼 CEO

Susumu Toriumi

鳥海晋氏

官民のネットワーク間におけるブロックチェーン相互運用ソリューションを推進するDatachainでのCOOを経てNCDに参画。それ以前はボストン・コンサルティング・グループでは7年間、デジタルトランスフォーメーション(DX)および成長戦略プロジェクトを主導。 東京大学大学院で情報理工学の博士号を取得し、専門は最適化アルゴリズムとエージェントベースミドルウェア。

[新たな発展段階へ]

鳥海氏のCOO就任により、NCDは業務執行のスピードを高め、部門間の連携を強化し、複数の重要分野にまたがる日本発のサイバー防衛プラットフォームをさらに拡大していく体制を整えました。今後、官民の関係者との連携を深め、戦略的パートナーシップの構築やデジタル主権の実現を進めていく中で、鳥海のリーダーシップは、信頼性の高いサービス提供を支える中核的な役割を果たすことになります。

[お問い合わせ先]

[お問い合わせ先]
連絡先:ジュリー・ハーベイ(成長戦略部長)
電子メール:press@nihoncyberdefence.co.jp

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