Nihon Cyber Defence

チーム

日本サイバーディフェンスチーム

ジェレミー・フレミング卿 KCMG CB

シニア・エグゼクティブ・アドバイザー

ジェレミー・フレミング卿(Sir Jeremy Fleming KCMG CB)は、2023年まで英国通信情報本部(GCHQ)の第16代長官を務めた。GCHQは、グローバル・インテリジェンス、サイバーセキュリティ、サイバーオペレーションを含む、唯一無二の幅広い使命を担っている。国家安全保障、サイバー、テクノロジーに関するアドバイスをグローバル企業に行っており、現在もそれらの分野において強い影響力をもつ。

GCHQ長官就任以前は、MI5に25年間在籍し、捜査とオペレーションの責任者を担当。国家安全保障上の重大な脅威に対処する経験を積み、英国の対テロ戦略策定において重要な役割を果たした。さまざまなテロやサイバー攻撃へのGCHQの対応を監督するほか、国家インフラへのサイバー脅威に焦点を当てた英国国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)の設立・立ち上げに指導的立場から深く関与。さらに国防省と協力して、能動的サイバー作戦を実施する英国国家サイバー部隊(NCF)軍を創設した。英国屈指のサイバーリーダーであるジェレミー卿は、世界のセキュリティ情勢と、政府、重要インフラ、企業が直面する急速に進化するサイバー脅威について深い理解をもつ。

英国の諜報機関に多大な影響を与えたジェレミー卿は現在、サイバーセキュリティの専門知識と、日本と日本人に関連する地政学や経済安全保障リスクに関する視点をNCDに提供している。