Nihon Cyber Defence

日本サイバーディフェンスとファイブキャスト、 日本のサイバー脅威インテリジェンス強化にむけた協業を発表​

政府、企業、重要インフラのサイバーセキュリティを支援​

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NCD and Fivecast Partnership

日本サイバーディフェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:カータン・マクラクリン、以下「NCD」)と、オープンソースインテリジェンス(OSINT)ソリューションのグローバルプロバイダーであるFivecast(本社:オーストラリア・アデレード、代表取締役社長:ブレントン・クーパー、以下「ファイブキャスト」)は、日本におけるサイバー脅威インテリジェンスの能力を強化するための戦略的パートナーシップを発表しました。この協業により、官公庁、民間企業、重要インフラ事業者が直面する、進化するサイバー脅威に対処するための支援を可能にします。

ファイブキャストのAIを活用した最先端のOSINTテクノロジーと、NCDのサイバー脅威インテリジェンスや日本のサイバーセキュリティ分野における専門知識を組み合わせることで、日本市場に特化した実用的なインテリジェンスを提供します。ファイブキャストのソリューションは、サーフェスウェブ、ディープウェブ、ダークウェブを横断して広範なデータ収集を実現します。このデータをもとに、NCDは日本独自の課題や状況に応じた分析を行い、効果的な緩和策を提案を行います。また、両社はサイバー犯罪の抑止、偽情報対策、レジリエンスの向上を目指し、日本政府と連携したプロジェクトを展開します。

NCDのCEOであるカータン・マクラクリン氏は次のように述べています。「この協業により、ファイブキャストの高度な能力を活用し、日本市場向けに詳細で実用的なOSINTを提供することで偽情報に対抗する支援が可能になります。我々の共有する使命は、進化するリスクに迅速にかつプロアクティブに対応する能力を日本の組織に提供することです。

また、ファイブキャストのAPAC営業担当副社長マルコム・パーセル氏も次のようにコメントしています。「今回の取り組みは、オーストラリアと日本間の政府・防衛関係の深化を象徴するものです。ファイブキャストはNCDの高い専門性と日本政府との強固な関係を評価しており、偽情報やその他の継続的脅威への対応を支援できることを誇りに思います。

この協業は、革新的なテクノロジーと日本市場に根ざした専門知識を組み合わせることで、国内のサイバーセキュリティとインテリジェンス分野での取り組みを支える両社の強いコミットメントを示しています。NCDとファイブキャストは、現在および将来のセキュリティ課題に対応するため、効果的なツールを提供し続けます。

お問い合わせ先​

連絡先:ジュリー・ハーベイ(成長戦略部長)
電子メール:press@nihoncyberdefence.co.jp

日本サイバーディフェンスについて

  • 会社概要:日本サイバーディフェンス株式会社
  • 所在地:102-0083 東京都千代田区麹町3-10-1 TWG麹町701号
  • 設立:2017年10月
  • 事業内容:サイバーセキュリティ、サイバー脅威インテリジェンス、サイバー脅威検知、サイバーインシデント対応・管理
  • HP:nihoncyberdefence.co.jp
  • リンクトイン:linkedin.com/company/ninon-cyber-defence/

ファイブキャストについて​

  • 会社概要:ファイブキャスト
  • 所在地:80 Hutt Street, Adelaide, South Australia, 5000, Australia
  • 設立:2017年11月
  • 事業内容:オープンソースインテリジェンス(OSINT)、サイバー脅威インテリジェンス
  • HP:fivecast.com
  • リンクトイン:linkedin.com/company/fivecast/

サイバー成熟度評価 ​

日本サイバーディフェンス(NCD)では、組織のサイバーセキュリティ能力を包括的に診断する「サイバー成熟度評価サービス」を提供しています。このサービスは、現状の課題や強みを明確化し、組織が直面するリスクに対して最適な対策を講じるための土台を築くものです。さらに、全体的なセキュリティ態勢を強化するための戦略的なロードマップをご提案し、実効性のある改善計画をサポートします。

サイバーセキュリティフレームワーク(NIST)

国立標準技術研究所

サイバー評価フレームワーク(CAF)

国家サイバーセキュリティセンター

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