ジョン・パワーズは、サイバネティクス、情報オペレーション、国家安全保障戦略に特化した、キャンベラを拠点とするコンサルティング会社、センチネル・エグゼクティブの最高執行責任者（COO）である。また、オーストラリア政策・安全保障大学院准教授、キャンベラ大学国家政策研究所シニアフェローでもある。 

ジョンはサウスカロライナ州のシタデル陸軍士官学校を卒業し、米陸軍に入隊した。レンジャー、特殊部隊、ジャンプマスター、自由落下パラシュート兵の資格取得コースを修了している。陸軍でのキャリアでは、空挺レンジャー偵察小隊から旅団機動部隊まで、あらゆるレベルで指揮を執った。グレナダ、ソマリア、ボスニア、コソボ、イラク、アフガニスタンでの直接戦闘作戦に参加した。

身体的な理由で退職した後、米国の情報機関に入局。そこで、グローバル情報オペレーションセンター、特別活動局、財務・買収局を率いるなど、さまざまな上級幹部職を務めた。また、イラク、アフガニスタン、パキスタンに派遣された経験もある。米国政府を退職する前の最後の赴任地は 
在オーストラリア・キャンベラ米国大使館情報連絡部長

特別行動、サイバネティックス、作戦同期化、安全保障管理などの分野で、批判的思考、優秀な交渉人、合意形成者、戦略家として知られている。ジョージタウン大学で国家安全保障問題の修士号を、マサチューセッツ工科大学でMBAを取得している。 

オーストラリアと米国の二重国籍をもち、キャンベラに永住し、熱心なゴルファー、ブッシュウォーカー、園芸家でもある。