チーム
日本サイバーディフェンスチーム
児玉 哲哉
取締役
シニアエグゼクティブアドバイザー
40年にわたり、国際金融資本市場に携わってきた経歴を持つ。バークレイズ銀行グループにおいてはFINTECH、DX化の進展など金融業の情報産業化に伴うサイバーセキュリティー対応を重要課題として内外関係者との対話を推進し、直近3年間はアジア太平洋地域副会長並びに執行役員会メンバーとしてガバナンス並びに地域拠点間の連携強化に注力。
この10年は日本におけるサイバー問題への対応の重要性についての啓蒙にも尽力し、政府部門・民間の両方で度々発言をしてきた。特筆すべきは顧客に対して常に最適な資金調達手法をアドバイスする傍ら、頻発する国内外金融危機に継続的に対応してきた点が挙げられる。
日本興業銀行時代は1990年代前半のバブル崩壊をロンドンで処理、1997-98年のアジア通貨危機時には日本・現地当局・アジア開発銀行とともにアジア支援スキーム構築に深く関与。ドイツ銀行グループ時代には2008-09年のリーマン危機と2010-11年のギリシア・欧州債務危機に臨んで日本当局の危機対応を支援した。この過程で国内外当局、公的機関、主要金融機関・企業と多岐に渡る信頼関係を確固たるものとした。
ハーバード大学法科大学院(ハーバードロースクール)にて修士(LL.M)取得。東京大学法学部卒業。